初めて切ったのは高校生の時

私は今29歳です。初めてリストカットをしたのは17歳の時でした。
私はそれまでずっといい子でした。

親の希望する学校に小学生の頃から通い、習い事をし、テレビはNHKのみ。
父からの虐待もありました。

欲しいものも余り買ってもらえず、そうすると友達との会話にも付いていけない。幸い友達には恵まれましたが、段々と自分が嫌いになってきました。

普通の子なら親にねだったり、親を恨んだりするのでしょうが、私は自分を許せなくなってきました。
アダルトチルドレンになっていく子にはよく見られる現象です。

完璧主義の苦しさ

高校生になってから、急に完璧主義になっていきました。
テストもすべてよい点を取り、ダイエットを始め油物やお菓子などを全く食べなくなりました。ニキビが気になり、ますます自分が嫌いになって行きました。

完璧主義はいつか崩れる

頑張れば頑張るほど結果が付いてくるので私は初めて自分が認められた急がしました。
でもそんな生活長くは続きません。
拒食が見事に過食になりました。
いつも自分で決めた勉強のノルマに苦しめられ、パニックになって行きました。

自分の思い通りに行きません。
イライラのはけ口が、リストカットでした。
ほんの少しだけ、カミソリで腕を切ると痛みで心が紛れる気がしました。シャワーを浴びると、もちろん染みるのですが、それがまた気持ちいい。

親にはバレましたが、慌てて病院を探している姿が滑稽でした。
お前たちの虐待のせいで、私はこうなった。少しは反省しろ、と思っていました。
私はリストカットをすることによって、親に復讐をしていたのです。

跡が大量に残る後悔

多分今思うと、腕を切ることによって、自分はどんなに苦しいかを周りに分かってもらいたかったのでしょう。
私は23歳くらいまでリストカットをしてました。
腕を切りまくっていました。

24歳くらいから社会に出て、現実が見えてきたからか、学校を卒業して完璧主義の苦しみから少しだけ抜け出したからか、幸いなことに今はしていません。

でも、腕に跡が大量に残り、夏でも長袖。職場は制服が長袖の所しか選べません。
後悔してます。でも、昔の私はリストカットがなかったら死んでいたかも知れません。

それくらいにリストカットをする行為は、現実逃避にはもってこいだったのです。

以上で、私のリストカットの体験談を終わりにします。