私は19歳の大学生です。性別は女です。高校一年生の夏位からリストカットをしています。
今も、時々リストカットをしています。もうやめられません。

なぜ、私はリストカットをしたのか

私は小学生のころ、いじめられていました。そんな私を友達として扱ってくれた友人がいました。その子はリストカットをしていました。

その子の家庭の環境がとても複雑で、友人は感情的になることもしばしばありました。おそらく、友人の影響もあったのでしょう。

私が中学生になった頃、友人は転校していきました。私は新しい友人もでき、生活は順調に思えました。しかし、いじめられていたせいなのか、人を信じられないようになってしまい、そんな自分が大嫌いでした。高校に入学してからは、そんな思いがますます強くなっていきました。

高校一年生の夏、親から理不尽なことで怒られ、ファーストカットをしました。もう、いろいろと限界でした。その後、リストカットを繰り返すようになりました。

リストカットするとき

私は感情が高ぶったときに切ることが多いです。どうしようもない鬱のときや、腹が立っているとき、死にたくなったときなどに切ります。一方、頭がぼーっとしているときに切ることもしばしばです。いずれにしても、痛みはあまりありません。罪悪感もありません。血液が沢山出ると嬉しいですが、あまりそれにもこだわりません。ただ、切らないともう限界なのだという意識があるように思えます。自殺するよりいいかなと思っています。

傷について

左腕が傷だらけになっています。でも、後悔はありません。木の年輪のように、傷が自分を育ててくれて、傷があるから私でいられる気もします。もう半袖は着れません。

リストカットをしているひとへ

私はリストカットを推奨しません。でも、止めません。

リストカットをする人間は、死のうとする人間ではありません。死にたくないけど死にそうだから切るのです。リストカットはそういった場合は救いとなります。

私は大学生となり、新たな目標があるため、リストカットの回数も減りました。しかし、いまだに自己嫌悪に陥って、リストカットを繰り返します。それでも後悔はありません。

リストカットをしていなかったら、おそらく死んでいたからです。こんな私には誰かを励ます資格はありません。リストカットは最後のメッセージだと思います。なんとか生きていきたいと叫ぶ自我の悲鳴です。その声に耳を傾けてくれる人が増えることを願います。