わたしは今24歳の女です。わたしがリスカットをしていたのは、15歳の頃でした。
そのときは学校の人間関係や部活などで忙しく、自分なりにいっぱいいっぱいになっていたときでした。
そんなときにわたしはリスカットを始めてしまったのです。

始めてのリストカットとその感想

始めて自分の腕にリストカットをしてしまいましたのは、15歳になりたての頃でした。

そのとき学校の友達とケンカをしていて、しばらく口をきいていない時でした。
最初はその子だけだったのですが、だんだん同じ部活の子やクラスの子にわたしの悪口を言っていくようになり、しだいにみんなわたしから避けていくようになりました。イジメまではいかなかったのですが、わたしはとても学校に行くのがストレスで、学校も休みがちになりました。そして、ついリストカットをしてしまったのです。

始めてのリストカットの感想は、痛みは不思議とあまり感じず、逆に切ってしまいますとその血を見ながら落ち着いている自分がいました。今はそんなことは思わないのですが、その当時はそう思っていたのです。

リスカット後の自分の心境

それからしばらくは、たまにリストカットをしてしまう自分がいました。

リストカットする前は今日こそはしないと思っていても、やはり目の前にカッターなどがありますとついつい手が伸びてしまい、切ってしまっていました。そのあとはしばらくは気持ちが晴れるのですが、そのあとはまたしてしまった思いで絶望感でいっぱいになっていました。ですので、なかなか自分から抜け出すことができないでいました。

過去にしていた過ちで、今思うこと

わたしがリスカットをやめることができたのは、その友人と仲直りしたことがきっかけでした。その日も学校を休んでいたのですが、友人が昼間に電話をかけてきてくれて今までごめんということを言ってくれましたので、それから徐々に学校に毎日行けるようになりました。そしてリストカットをしていた習慣も自然となくなりました。

そして、もちろん今は全くしていませんししたいと思わないのですが、その当時リストカットをしていた跡が今もまだ薄っすらと残っていますので、見るたびに過去のことを思い出しますし、その傷を見ると親に申し訳ない気持ちになるのです。ですが、いちいち過去のことを気にしてもしょうがないので、今は前だけを見て生きるようにしています。